TYPE-L 09.話したいこと 僕らが遠く、離れてしまうことは、僕が僕であるが故に、君が君であるが故に必然で、けれども僕ら、いつかまた会うときが来たとして、これまでの日々を、思い出のように、笑って喋ったりするのかなぁ。 僕は君に話したいことがあって、けれども、君の新しい日々に水を注してしまうんじゃないかと、いつも恐くなるんだ。 僕は君の新しい日々には必要ないんじゃないかと、恐くなるんだ。 僕は君に嫌われたり、疎まれたりするんじゃないかと恐くなるんだ。 失うには君はあまりにも大きくて。 僕は君に話したいことがあります。 君と話したいことがあります。 いっぱいあります。 どうしたらいいですか。 僕の新しい日々に君が必要なように、君の新しい日々にも、僕は必要ですか。 どうしたら、水を差さずに、僕は君の新しい日々に居続けられますか。 どうしたらいいですか。 話したいことがいっぱいあります。 ---------------------------- <2004.10.15> 夢ではないと認めます。